2008年9月19日金曜日

レンタルレコード お世話になった日々

1980年頃は、気に入った曲がリリースされると、レコードを買って、カセットテープに録音して聴く。つまり、主役は、レコードとカセットテープでした。
そのような時代に、レンタルレコードの店が東京にオープンしました。
音楽業界はレコードが売れなくなると危惧し、大ニュースとなりました。
私は、「レンタルレコード借りれば、レコードを買わなくで済むので良いな。」と思っていました。中学生だったので、何が問題になるのか、よくわかりませんでした。

やがて、大阪にもレコードレンタルのお店が出来て、私も借りに行くようになりました。しかし、置いてある枚数が少なくて、決して満足出来る内容ではありませんでした。
他にもレンタルレコードには、色々な問題があり、例えば、レコードは、消耗するので、聴き過ぎてしまうと、聴けなくなってしまいます。だから、そのような消耗レコードにレコード針を落とすと、針が傷むといった問題がありました。
又、レコードは清潔を保つためにクリーナーを使用するというのが、一般的でありましたが、クリーナーを使用すると、レコードが帯電しやすくなるという問題がありました。だから、レンタルレコードへの使用は禁止されていました。つまり管理が大変だということです。

以上のような事が原因で、レンタルレコードの店舗数は、あまり増えなかったと思います。