2008年9月18日木曜日

刺青の男  ローリング・ストーンズ

ある日、同じクラスの友人が、「気に入っているアルバムを貸すよ。」と言って、一枚のアルバムを無理やり、貸してくれました。無理やりというのは、特に「貸して。」と言っていないのに、勝手に持ってきて渡してくれたので、そういう表現にしました。
そのアルバムジャケットには刺青が入った男の絵が描かれていて、ちょっと不気味でした。「絶対、気に入るから。」と友人が自信たっぷりに言うので、その言葉を信じて、そのまま借りる事にしました。そのアルバムが、ローリングストーンズの「刺青の男」でした。
家に帰って早速、そのレコードを聴いてみました。1曲目は「Start me up」で、いきなりノリがよく、「カッコイイ」と感じ、信じて借りてよかったなと思ったものです。
このアルバムをきっかけで、ストーンズの嵌ってしまい、片っ端から曲を聴きまくりました。
ストーンズは同じイギリス出身のビートルズと何かにつけて比較され、ビートルズはクイーンで、ストーンズは娼婦といったように、いつもダーティなイメージでした。でもそれが、中学生の私にとっては「カッコイイ」と感じました。
その後、1990年に、初来日を果たすのですが、その時に行ったコンサートの事を、昨日の事のように思い出します。