2009年4月29日水曜日

チャカ・カーン

一昔前、今のようなR&BがSOULとかブラック・コンテンポラリーとかモータウン・ミュージックとか言われていた70年、80年代、ダイアナ・ロス、アレサ・フランクリンと並んで、黒人音楽の代表するシンガーでした。その後、ホイットニー・ヒューストン、マライヤ・キャリーなどスターが出ていますが、チャカ・カーンはそうした栄光とは別に、本当に才能のある、どんな音楽のジャンルでも歌いこなせるキャパシティを持った人として、私は本物として評価しています。続きを読む。


Through The Fire[チャカ・カーン/Chaka Khan](1985)

「チャカ、チャカ、チャカ、チャカカーン、チャカカーン、シャカカーン」のラップで始まるといえばこのアルバムのタイトルにもなっているChaka Khanの代表曲「フィールフォーユー(I feel for you)」。このラップはGrandmaster Flash & Furious FiveのメインMCでもあったグランドマスター・メリーメル(Grandmaster Melle Mel)によるもの。ただし、同じI feel for youでもCDによっては最初のラップ部分がない別バージョンが収録されているCDもあるためラップ入りが目的の場合は注意が必要。もちろん、このCDに収録されているのはラップ部分があるバージョン。昔からブレイクダンスのポッピング、ロックダンス(ロッキング)、ブレイキングなど様々なジャンルのダンサーの間で人気の定番曲。ちなみに、この曲のプロモーションビデオクリップのブレイクダンスバージョンでは、ブガルーシュリンプ(Boogaloo Shrimp)、ポッピンタコ(Pop'n'Taco)など映画ブレイクダンスの豪華ダンサー達が出演し終始超絶ダンスを踊っているため、とてもおすすめ。